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Huglobe!(はぐろぶ) | September 25, 2017

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インターンMariのフェアトレード工房見学レポート!

こんにちは!インターンのMariです!
今年の2月に参加した、フィリピンのフェアトレード工房見学ツアーについて報告します!
 
2013年12月。
ROSES. Charity Art Exhibitionというイベントで
とてもかわいらしい刺繍の商品を見つけました。
 
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フィリピンのタクシー(ジープニー)の刺繍入り缶バッジ

 
背景を調べると、フィリピンとのフェアトレード商品であることが判明!
この商品が作られている工房について調べていると、
耳慣れない言葉にたくさん出会いました。
「ゴミ山」「スカベンジャー」、「パヤタス地区」などなど。
気になったわたしは衝動的に
“フィリピンのパヤタス地区に行かなくては!”と思い、
すぐにNGOソルト・パヤタスが主催する工場見学のツアーを予約し、
2ヶ月後にフィリピンへ向かいました。
 
フィリピンは経済発展が著しい国。
しかし、そこには格差も生まれています。
田舎から都会へ仕事を求めに来た人々の中には
仕事が見つからず、ゴミ山の中から
売れるものを集めて売って、生活を成り立たせている
“スカベンジャー”たちがいます。
 
彼らの仕事は、危険が多いことや十分な収入にならないこと、
健康被害など様々な問題があります。
2000年にはパヤタス地区にあるゴミ山(スモーキーマウンテン)
崩落という痛ましい事故も起きており、
死者は300人〜1000人とも言われています。
政府からはこのゴミ山問題具体的な解決策が出されていません。
 
今回、わたしはNGOソルト・パヤタスが運営する
「Atelier Likha」を訪れました。
 
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Atelier Likhaの前で(筆者)

 
ここは、ゴミ山のあるパヤタス地区に住み、
スカベンジャーとしてではなく、
きちんとした仕事場で働きたいという女性を雇用し、
刺繍技術を提供し、制作している工房です。
NGOソルト・パヤタスが日本人の方によって創設されたということもあり、
ここで作られた刺繍入りの商品は日本のイベントなどに数多く出品されています。
 
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工房で働いている女性たちの写真

 
さらに、ツアーの一環で、Atelier Likhaで働く女性の1人の家を訪れました。
私たちを優しく迎え入れてくれた彼女は、
「Atelier Likhaでの仕事のおかげで
4人の子ども達を学校に通わせることができて、
生活が大きく変わった、自信につながった」
と泣きながら教えてくれました。
 
また、彼女は自分が刺繍した缶バッチやブックカバーを
「これも私が作ったの!」
「今はこれを作っているの!」
と少女のようにはしゃぎながら見せてくれました。
 
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工房で作られたたくさんの刺繍商品

 
* * * * * *
 
今回のツアーを終えて、
わたしはフェアトレードの力について考えさせられました。
わたしは、今までフェアトレードとは
単なる“公正な取引”だと思っていました。
しかし、フェアトレードにはそれ以上に大きな力があると感じました。
 
フェアトレード商品を作る生産者が、
仕事の機会を得ることで活力が生まれたり、
商品が売れる事で自信につながり、
さらにもっと技術力を上げようと努力したり、
生活が向上したり・・・。
 
フェアトレードの生み出す影響力を自分の目ではっきり見ることができて、
今後フェアトレードについて勉強していく中で
この“フェアトレードパワー”のことは忘れてはいけないなと思いました。
 
今回のツアーを通して、
より多くの皆さんにフェアトレードの商品について
生産者さんたちについて知ってもらいたい!と強く感じました。
見えない遠くの国で、誰が、どのような環境で、どのような思いで作っているのか、
目に見えるとわたしたちのお買い物の意識も少し変わるのかなと思いました。
 
わたしが伝えられることはわずかですが、
読者の皆様の心に何か響かせることができたら嬉しいです。
 
ツアーでお世話になったソルト・パヤタスの皆様、Atelier Likhaの皆様、本当にありがとうございました。
 
☆Atelier Likhaの商品はこちらのオンラインショップで買えます!
 
 


Mio
  • On 2014/07/13