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Huglobe!(はぐろぶ) | November 19, 2017

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最先端技術×日本の伝統のハイブリッドブランド「ECOMACO」の魅力とは

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先日、編集長Mioが「人にも地球にもやさしい服づくり」を追及するブランド「ECOMACO(エコマコ)」の2014年春夏コレクション展示会にお邪魔してきました!
 
ECOMACOの洋服の特徴は、最先端技術を用いた繊維と、日本の伝統技術が融合されて作られていること。ブランドとしてのこだわりや今後の展望を、担当者の方にお伺いしました。
 
―ECOMACOの商品に使われている「ポリ乳酸繊維」は、どういった素材ですか?
 
「ポリ乳酸」の原料は非可食トウモロコシで、人間の肌に近い弱酸性であることが特徴です。プラスチックとして使われることが多い素材ですが、ECOMACOではそれを繊維として加工し、洋服を製作しています。現在、エコマコが採用しているのは、繊維の最先端技術を誇る東レが「繊維グリーンイノベーション製品」と位置づけているポリ乳酸繊維「エコディア」です。
 
―最先端の技術を取り入れているのですね!
一方、その繊維を生地に仕立て、染め上げているのは日本の伝統的な職人さんであるとか。

 
はい。生地を担当しているのは小林当織物、染めを担当しているのは福本染工。どちらも長い伝統を誇る企業です。
 
まず、小林当織物のある群馬・桐生は機織りの産地であり、職人の技術が息づいていました。ポリ乳酸繊維を「生地」にするというのは全く初めての試みで、他の工場や職人からは「機械が痛む」ということで敬遠されたのですが、新しい素材へのチャレンジとECOMACOのデザイナー・岡の考えに共感し、協力して下さったのが小林当織物さんです。
 
染めを担当する福本染工さんは、京都・西陣で130年の伝統を誇る技術を持ち、やはりECOMACOの想いに共感してくださり、トライ&エラーを繰り返しながら生産を支えてくださっています。
すべて手で染め、微妙なニュアンスを表現できる技術。そしてその日本独特の繊細な感性と表現力が魅力です。
 
―染料も、自然由来のものを用いているのでしょうか?
 
一部の商品には、ECOMACOの拠点である長野の農家さんなどから提供していただいた、出荷時期をすぎた果物や廃棄物になってしまう植物の絞りかすで染め上げています。
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ECOMACOのウエディングドレス

 
―現在、開発中の技術はありますか?
 
ポリ乳酸はトウモロコシ由来ですが、現在はサトウキビのデンプン由来繊維を、豊田通商株式会社・三菱レイヨン株式会社と共同開発しているところです。
さとうきびから作られるポリエチレンを芯とし,石油から作るポリエステルで覆う,グリーン原料と石油原料によるハイブリッド繊維開発です。
芯鞘構造と言われ,1本の繊維が芯部と鞘部の二層からなるもので,異なる性質の素材との組み合わせによりさまざまな機能が発揮できます。
さとうきびで作るポリエチレンを芯とすることで,ポリエステルよりも1割比重が軽い糸を作ることができます。
またさとうきびポリエチレンは融点が低いため,低温でプリーツ可能ができるのが特徴です。
 
―最後に、ブランドとしての今後の目標を教えてください!
 
いままでは“ものづくり”の部分でエコ素材を開発し、使用することでエコロジーを広めてきました。これからは私達だけで発信するエコではなく「光のカケラプロジェクト*」のように誰もが楽しく参加できる形のエコロジーを広げていきたいと思っています。
 
*光のカケラプロジェクトとは:
エコロジーなライフスタイルを提案するECOMACOが、“ありがとう”“もったいない”“笑顔”の3つをテーマに、2012年からスタートさせた参加型のプロジェクト「光のカケラプロジェクト」。“光のカケラ”とは、光が反射することで見えてくる色彩の数々を表しています。
ECOMACOの洋服を作る工程で生じる残布(切れ端)を、100色以上の色でカラフルに染め上げて、雑貨小物として命を吹き込みます。製品の売上の一部は東日本大震災の被災地などへ寄付。また、子どもたちの豊かな感性を育むワークショップや、長野県内の雇用創出、地域PRなど、色を通じて子どもと地域の未来を育む、エコロジーでクリエイティブな活動を広げていきます。

[project 光のカケラプロジェクトへようこそ|ECOMACO]
 
***
 
ECOMACOの洋服の魅力は、風をまとったように軽い素材と、豊富なカラーバリエーション。
最先端技術と日本の伝統の融合が見せる未来の可能性は、無限大と言えそうです!
 
[ECOMACOウェブサイト]


Mio
  • On 2013/11/11